コラム

英語学習を習慣化するコツ3選とうまくいかないときの対処法を塾講師が解説!

ども、ぽこラボ所長です!

「英語を勉強したい」と思って、何度も挑戦しているけど、毎回中途半端な所で止まってしまう、、、

という方は多いはず。

実際に勉強の習慣化ってかなり大変なのは、塾講師をしている私からすれば、よーーーく理解できます。

何なら英語学習で1番大変なのは「勉強の習慣化」です。

これまで数えきれないほどの生徒さんと勉強の習慣化について悪戦苦闘してきた私の経験を元に、英語学習の習慣化のコツについて解説しますね!

この記事の内容は以下の通り。

  • 英語学習の習慣化のコツ3選
  • 上手くいかないときは?対処法について

それでは1つずつ解説していきます!

目次

英語学習の習慣化のコツ3選

習慣化のコツを最初に3つ挙げておきます。

  • 教材のレベルを自分に合ったものにする
  • 同じ時間に同じ内容を続ける
  • 環境を整える

最初に手を付けるところはこのあたりかなと思います。

ちなみにモチベーションなんてなくても実際の所、勉強を続けることは可能です。

楽しくなくても歯磨きはしますし、「絶対に歯の病気にならないぞ」と意気込んで歯磨きする人はいないですからね。

モチベーションはそこそこでも上手く続けるコツをまとめておきますので、参考になると思います。

教材のレベルを自分に合ったものにする

教材のレベル感が何が何でも1番大事です。

正直、多くの人は「難しすぎるもの」を選んでしまいがちです。

勉強をするときには、簡単すぎるくらいのものから始めるくらいで丁度いいんです。

このブログでは、どのレベルから始めるのがおすすめか、判断するための判断基準もこちらの記事で書いていますので、ぜひ参考にしてください。

>>準備中。

教材を選ぶとき、1番最初の勉強に慣れていない段階では、問題集であれば自力でも70%~80%程度解けるものを、読み物系とか映像授業系とかであれば、教材を見れば説明パートを見なくても60%くらいは自力で処理できそうなものを選ぶのがおすすめです。

英語は本当に全然できない、中1レベルですら怪しいレベルという人であれば、勉強の習慣をつけるためには英語よりもさらに簡単な所から始めるのが良いと思います。

例えば、漢字ドリルとか。

小学生くらいの漢字で勉強習慣だけは多少作っておいて、そこから英語の勉強を始めるでも全然悪くありません。

実は、習慣化は簡単なものでも繰り返していくうちに、別のものの習慣化も得意になっていくんです!

部活を本気でやっていた子の中で、勉強の習慣化にも即座に対応できる子は、「習慣化」を部活で経験しているからであることが多いですね。

塾講師の経験上、そんな気がします(笑)

ですので、漢字ドリルすら厳しかったら、「毎日20回腹筋する」でもいいですし、「毎日1杯は必ず紅茶をいれる」でも構いません。

まずは「めちゃくちゃ易しいもの」で習慣化をいくつか経験してみてください。

まずはひとまずめちゃくちゃ簡単そうなテキストを、それでも無理ならテキスト以前の習慣化、試してみてください!

同じ時間に同じ内容を続ける

習慣化の手順として次に重要なのは、毎日同じ時間に同じ内容を続けること。

歯磨きやお風呂の習慣化が出来ている人は、毎日同じ時間に歯磨きをして同じ時間にお風呂に入っているはず。

ちょっと偏見入ってますけど、お仕事の時間がバラバラな人は歯磨きを忘れてしまったり、日によってシャワーだったり、浴槽に浸かったりがバラバラなことも多いはず。

毎日同じ内容を同じ時間に続けるのが人間にとっては1番ストレスがなくて済むんです。

最初は5分でも10分でも構いません。

確実に英語の学習を出来る時間を見つけてください。

その時間はとにかくテキストを開くこと。

やる気が出なかったら、ただただテキストとにらめっこするだけでも構いません。

まずはテキストを開いて、勉強をする姿勢を作ってください。

その瞬間に寝てしまってもOKです。

同じ時間に同じテキストを必ず開く癖をつけるところから始めてみましょう。

それだけで意外と勉強できるようになる中高生も多いんですよ!

環境を整える

大学生や社会人の方なら、環境を整えることも視野にいれましょう。

正直、家で勉強はできません。

家で勉強習慣がつけられる受験生をほぼ見たことがありません。

テキストと筆記用具とワンコイン以外は完全に手ぶらでカフェに行くのがいいでしょう。

もちろんこのときはスマホなんかは持って行ってはいけません。

誘惑から物理的に距離を取るのが一番重要です。

家だとスマホも触り放題、パソコン、テレビ、タブレット、マンガ、そしてベッドやソファももちろん誘惑です。

そんなことより何よりも英語の学習が好きな人だけ家で勉強してみてください。

そんな人は、習慣化に困っていないはずですが(笑)

手ぶらでカフェに行けば、とりあえず勉強する気にはなります。

ちなみに私もブログを書くときには、よくそうします。

通勤や登下校の電車やバスでの勉強を考えている人は、まずスマホの電源を切るところから始めてみるのがいいですね。

環境は自分で整えられます。

お金はかけられない、という方は図書館に移動して勉強するのもあり。

移動時間を投資したら、元を取る気持ちが多少なりとも湧いてきます。

試してみてください。

上手くいかないときは?対処法について

ここまでに紹介した方法を使ってももちろん上手くいかないのが人間です。

ですので、上手くいかなかったときの対処法も書いておきます。

  • そもそも上手くいかないものと思って長期スパンで考える
  • 毎日のクリアのハードルをグッと下げる
  • 思い切って教材を変える

まずはこの3つを押さえてほしいところ。

1つずつ説明します。

そもそも上手くいかないものと思って長期スパンで考える

まず、習慣化はものすごく時間がかかります。

3日坊主なんてものは別に当たり前中の当たり前です。

3日坊主も100回続ければ300日分の学習になります。この感覚が大事です。

人間なので、しんどいときもあるはず。

それでも諦めないこと、ちょっと休んで再開するのが1番大事です。

そもそも上手くいかないのが当たり前ですから、習慣化するだけでも半年くらいはかかるものと思っておきましょう。

中高生の勉強習慣も半年くらいはかかる生徒さんが多いですよ。

毎日のクリアのハードルをグッと下げる

最初から

毎日2時間は必ず勉強する

などと目標を立ててはいませんか?

正直それは無理です。

それが出来る人は元々勉強に慣れていた人か、あるいは頑張りすぎてしまうタイプの人。

※頑張れちゃう人はうつにも気をつけてくださいね。

一般的な人は1日30分から始めてみましょう。

ランニングですら1日30分って結構しんどそうな気がしませんか?

ランニングと同じくらい英語の勉強もしんどいものです。

毎日のハードルをグッと下げて、最初は楽にクリアできる所から始めてみてください。

思い切って教材を変える

最後は教材を変えること。

もちろん、あれやこれやと教材を変えまくるのはおすすめはしませんが、最初から自分に合う教材に出会えるとは思わないでください。

もちろん私たち塾講師のようにもともと教材に精通している人はすぐに自分に適したものを選べますが、普通の方はそんな簡単に自分に適したものは選べません。

教材を変えると意外とすぐに上手くいく可能性はありますし、逆に教材の問題なのか自分の問題なのか、はっきりさせることもできますから、それも大きいですね。

上手くいかなければ思い切って教材を変えてみてはいかがでしょうか?

習慣化に関する本を紹介

最後に習慣化に関する本をいくつか紹介しておきます。

受験指導をする際に、参考にさせていただいた本です。もしよかったら「習慣化」の勉強をしてみてもいいかもしれません。

まとめ

今回は、英語の勉強を習慣化する際のコツと、うまくいかないときの対処法を紹介しました。

ぜひ参考にしてのんびり進めていってください。

それではまた、所長でした!